ブレーキディスクを交換したらブレーキ鳴きが発生する様になりました。なぜでしょうか?

ブレーキ鳴きの問題はブレーキトラブルの中でも解消するのが非常に難しいトラブルの1つです。ブレーキ鳴きそのものは制動機能とは基本的には関係なく、ブレーキディスクとブレーキパッドの摩擦現象が引き金となり、
「共振」が発生する事によりブレーキ鳴きが発生します。共振の要素はあまりに多すぎて、ブレーキ鳴きの原因を完全に特定するのは車両メーカーの開発でも困難な課題とされています。
ブレーキ鳴きが発生しても制動力(効力)が低下したりする事はまずありません。鳴き止めグリスを使ったりする事で改善される場合もありますが、発生元がブレーキパッドのバックプレートとキャリパーピストンでは無い場合、
このグリスは効果を発揮しません。対策方法の一つとして鳴き止めグリスがあります。ブレーキパーツの組み合わせによって発生してしまったブレーキ鳴きはある程度諦める事が必要かもしれません。