ホイールにディスクを装着したままタイヤ交換を行い、ディスクに工具が当たってしまいました。継続してディスクは使えるでしょうか?

継続使用できるかどうかの判断はディスクを検査する必要がありますが、ブレーキディスクは制動トルク(主に回転方向)に耐えるだけの強度や剛性は確保されていますが、軸方向(ディスク取付方向)からの力にはあまり強くありません。
ディスクを取付したままの状態でホイールを地面に置いたり、壁に立て掛けたホイールがズレ落ちでディスクが地面や物にぶつかってしまったりすると、ディスクが歪んでしまうことがあります。特にフローティングディスクでインナーがアルミで作られているディスクは注意が必要です。歪んだディスクを使用するとジャダーや引きずりなどブレーキトラブルの原因になります。
一度歪んでしまったディスクを修正することはできません。ディスクの取り扱いには十分注意してください。