1ピースのソリッドディスクと2ピースのフローティングディスクどちらの性能が良いの?

ブレーキディスクはブレーキへの負荷が高いシチュエーション(レースなど)では、公道走行の1.5~3倍程の温度まで上昇します。この時ブレーキパッドとの摩擦で作用しているブレーキディスクに熱膨張が発生します。
この膨張をフローティングピン付近のクリアランスによって吸収し、ブレーキディスクが冷えていく際に元の形にスムーズに戻れる様にする為にフローティングディスクがあります。
ソリッドディスクはインナーとアウターが分かれていない為、パッドが接触する部分がホイールに直接取付られている状態になります。この状態でソリッドディスクをブレーキ負荷が高いシチュエーションで使用した場合、同じように熱膨張が発生します。この時、取り付け部分がホイールに固定されており、熱膨張による寸法変化を吸収出来る部分が無い為、熱ひずみが発生します。一度ひずんでしまったディスクは再使用できません。
この様な性能差がある為、昨今スポーツバイクにはほとんどノーマルでフローティングディスクが採用されています。